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あなたのデイサービスの本当の「固定費」を算出していますか?

HMM−JAPANさくらんぼの村上PONTA和之(むらかみポンタかずゆき)です。

新型コロナが経営者に示してくれたこと。
それは…売上が0(ゼロ)になることがあるということ。
ぼくたちはどこかで「売上=0」なんて起きないと考えています。
でも、このコロナ禍で「売上=0」になったデイサービスが少なからず存在する。
あり得ないと思っていることも起こりうる可能性があるということです。
だから、その準備をしておかなければならない。
「BCP」を策定する意味はそこにあるのですね。
あなたのデイサービスで仮に「売上=0」になった時でも発生する経費には何がありますか?
その経費=固定費です。
計数に強くない経営者には、固定費は次の6つに分類して捉えていただくようにしています。
1)家賃
2)通信費
3)事務用品・消耗品
4)水道光熱費
5)器械類(リース・保守・車両)
6)その他固定費(保険・諸会費・租税公課・雑費)
実際には、ここに「人件費」が加わります。

あえて、ここで固定費の中に人件費を挙げないのには理由があります。
それは「人件費」はコストでない!という意識をデイサービス経営者に持っていただきたいからです。
ぼくはデイサービスで最も大切な商品はスタッフだと考えています。
「良いデイサービスってどんなデイサービスですか?」とご利用者やご家族、ケアマネジャーに質問した時に返ってくる答えの多くは「良いスタッフさんのいるデイサービスはやっぱり良いですよね〜」と言われます。
確かに、リハビリや様々なプログラムの善し悪しもあるでしょう。
ただ、そのリハビリやプログラムも、誰がやってくれるのか?でご利用者の満足度も変わってきます。
だから、人件費をコストで考える経営者のデイサービスでは、スタッフが育ちませんし、デイサービスの付加価値も向上しません。
デイサービス経営者の皆さんには、「人件費=仕入れ又は投資」と考えていただきたいと考えています。
さて、この人件費も6つに分類して捉えてください。
1)経営者の給与・賞与
2)職員の給与・ 賞与
3)賞与引当金
4)社会保険
5)福利厚生
6)研修教育

いかがでしょうか?
固定費にはこれくらいの項目が存在しています。この中から無駄をどう削っていくか?
この無駄削りは、平時には考えにくいものです。
「売上=0」まで追い込まれるから、本当に必要なものと、なくても構わないものが浮き彫りにされてくるのです。
売上がソコソコで推移したデイサービスでは、なかなか危機感を持てないケースも多いでしょうが、ここは「売上がゼロ」になったことを想定して、無駄な固定費がないか?見直してみましょう!

ここからは多少、余談になるのですが、経営者には知っておいて欲しいので、参考までに…

なぜ、国が法人や事業所の大規模化を支援しようと考えるか?についてです。
これは介護事業に限らず、日本の会社すべてで同じ傾向が現れています。

2000年頃までは、国内の大企業と中小企業で損益分岐点売上高比率には大きな差はありませんでした。
それが少しずつ大企業と中小企業で損益分岐点売上高比率に差が出始めます。そして、2017年には大企業で60%、中堅企業で75%強、中小企業で80%強程度になりました。
つまり、大企業では40%売上が下がっても赤字にはならないが、中小企業では20%売上が下がると赤字に転落するということ。
前回示したデイサービスの損益分岐点売上高比率が83%ですから、デイサービスは中小企業並ということですね。

介護事業の場合は、デイサービスそのものの損益分岐点売上高比率は大きく変わることはないと思われますが、法人の収益面からは差が出てくる可能性もあります。
そういうデータは見たことはないのですが…
少なくとも国はそう考えているのでしょう。

デイサービスが考えるべきは、損益分岐点売上高比率を少しでも改善するために、固定費を見直していくこと。
「BCP」に取り組む過程において、避けて通れないポイントだと考えています。

著書一覧:https://kazponta.com/profile/

「必ず繁盛店!売場演出の極意」(同文館)
「デイサービスオーバー90 マーケティング」(日総研出版)

コンサルティングスタンス:https://kazponta.com/mc/

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