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必ず算定しておきたい加算1

科学的介護推進体制加算はすべてのデイサービスで算定しておきた加算

今後、この加算の有無がデイサービスの善し悪しの基準になる可能性もある

LIFEの活用等が要件として含まれる加算の算定に関わらず、だ

科学的介護推進体制加算:40単位

月40単位だから加算としての旨味には欠ける

定員10名のデイサービスで登録人数を30人として月12千円

月商200万円と仮定すれば0.6%の改善にしかならない

その割には…

現在のLIFEの混乱ぶりである。

個別機能訓練加算2やADL維持等加算の算定を考えていなければ

無理に算定したくない気持ちもわからないわけではない。

ただ、今後はこの加算の有無が

デイサービスを選ぶ基準になっていく可能性もあると考えている

エビデンスは時に怖い

そもそも

介護の世界にエビデンスが本当に必要か疑わしくもある

ぼくの考える介護は

「生きる理由を支えること」

生活にはエビデンスは必要ないというスタンスだ

あくまでも、ぼくの介護観によるもの

それにエビデンスは、ある瞬間を切り取ったものである

一方で、生活は流れ

その違いもある。

もちろん、その時々で評価をしながら

次に向けた修正を試みることは必要だ

企業経営で考えてみるとよくわかる

毎期の決算で今の現状を知る

これは企業経営では欠かせない

仮に経営指標が全く同じ企業があったとしても

次へのステップは異なってくる

それは、理念や目指すべき姿が異なるからだ

目指すべき姿が異なれば

同じ経営数値の評価であっても

受け止め方は180度変わる

そのことをLIFEは担保してはくれないだろう

年齢や疾病、介護度やBI等で標準化された姿と比較されるだけである。

その評価が人間の生活にどこまで必要なのだろうか?

確かにぼくも、体重やBMIは気になる

ただ、ぼくの目標値があって、そこから離れすぎないようにだけ心がけている

期限を決めて、「いつまでに!」と取り組めば良いことは知っている。

でも、そこまでしようとは思わない。

それがぼくの生活スタイル

当然、そうでない人もいる

それはそれでお互いに認め合えれば良い

それが生活するということなんだとぼくは考えている

企業経営でも、生活習慣でも

ぼくたちは標準化されたものに価値を感じるように慣らされている

それが介護の世界にも入ってきた、LIFEという形で

ただ、決まったことをアレコレ言ったところで始まらない

企業経営や生活習慣同様

LIFEで示されるデイサービス像やご利用者像が

良いデイサービス

良い高齢者

と認識されるようになっていくだろう。

だったら割り切って

いただけるものはありがたくいただくのが経営

この加算の算定を見合わせているデイサービス経営者がいたのなら

それは3年後やその先を見据えて

今から算定に向けて取り組んでいただくことを提案する

では、最後に算定要件を整理しておく。

◯利用申請〜LIFEの利用を開始する前月25日までに行うこと

◯算定要件〜1)全ての利用者の心身の基本的な情報をLIFEへ送る

        (本人への請求の有無に関わらず全員分を送る)

       ・既存利用者は加算算定を始める月の翌月10日

       ・新規利用者はサービス開始月の翌月10日

       ・情報提供は6月ごとに翌月10日まで

       ※なお新年度は猶予措置があるので、詳細は厚労省のホームページを参照されたい

                           (https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198094_00037.html) 

      2)LIFEからのフィードバックを活用してデイサービス内でPDCAサイクルを回していくことで自立支援・重度化防止を図っている

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