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マーケティングとマネジメント

しつもんです。

社員に「マーケティングって何ですか?」や「マネジメントってどういう意味ですか?」と聞かれたら、何と答えますか?

デイサービスで仕事をしてくれたスタッフにはこんな風に説明していました。

「マーケティングとは売上を上げること、マネジメントは利益を増やすことだよ。」

これなら誰でも言葉とイメージが結び付きやすいと考えこんな説明をしていました。

もちろん、コンサルティングの現場でも「売上を上げるためには、販促費を削ってはいけない。その前にマーケティングを学ぼう!」と売上アップを支援してきた。

そして…「売上を上げ続けるためには、人件費を削ってはいけない。その前にマネジメントを学ぼう!」と利益アップを支援してきた。

わたしのコンサルティング商品として

1)販売促進(力相応売上アップ)

2)OJT評価システム(社員が育つ仕組みづくり)

の2つに力を入れる所以である。

多くの経営者はマーケティングには投資を惜しまないし、積極的でもある。

それもそうだ。

いくらだった売上が3ヶ月で○○倍になった!って分かりやすいし、モチベーションも上がるしね。

そしてここで…大きな勘違いが生じる。

上がった売上があたかも“一生もん”だという勘違いである。

上がった売上が“一生もん”だと勘違いした経営者は、次第に売上が落ちてくると再びマーケティングに投資する。

結果、確かに売上は上がる。

ただはじめとは少し違う。

売上を持続する時間が短くなってくる。

「何か新しい方法はないのだろうか?」

ネットやSNSなど良いと言われるマーケティング手法に次々投資する。

確かに売上は右肩上がりになっていても、気の休まる暇がない。

多くの経営者はこのジレンマに悩まされる。

集客と言う悩みから解放されないままでいる。

どうしてこうなるのだろうか?

理由は簡単である。

本来マネジメントに投資する時機にマーケティングに投資してしまったからである。

売上を上げるための行動は極端に言えば経営者ひとりでも十分に可能だ!

例えばコンサルの提案でチラシをつくり、チラシを折り込む段取りをするだけで事は足りてしまう。

ところが、チラシを折り込んだ結果、現場でお客さんと関わるのは経営者だけではない。

スタッフの方が経営者よりも多くのお客さんと関わることになる。

チラシの内容をスタッフにも理解してもらう。

どんな風に販売・営業するのかを一緒に考える。

スタッフにも経営者が感じているように、毎日の仕事に対してやりがいを感じられるような会社づくりに取り組む。

そんな事もなく、スタッフが何となくお客さんと接しているとしたら…

どうなるか想像がつきますよね?

せっかくのお客さんが離れていってしまう。

「そんな事分かっているよ。」

多くの経営者から、そんな返事が返ってきそうだ。

確かに、マーケティングはちまたにあふれている。

ところが、マーケティングと同じように大切なマネジメントは、あまりに情報が少ないんですよね。

マネジメントは即効性も小さくスグに成果が出にくいのでどうしても敬遠されがちである。

そのためマーケティングほど情報も多く出回らない。

実はそれが…いつまでも集客で苦労する1番の原因なんだけどね!

 

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