【利用者同士の好き嫌い】 |ブログ|さくらんぼ

blog

無料経営相談はこちら

【利用者同士の好き嫌い】

さくらんぼを経営していた時の悩みの1つで

多くの小規模デイサービスが抱えているだろう

悩みの1つについて振り返ってみたいと思う。

開設5年目のさくらんぼの登録利用者数は20名。

1日の平均利用人数が8名。

その1年前は登録利用者数が25名。

平均利用人数が10名。

利用者同士の好き嫌いが原因で

利用者が減ってしまったことがあった。

小さなデイサービスの特徴の一つではあります。

人間関係が煮詰まってしまったり

一人一人との距離感が近いため

かえって落ち着かなくなる。

一人ひとり…個性だから…と思うように努力していますが

ぼくもなかなかそこまで人間ができていな買った。

だから…上手く調整ができなかったのでしょう。

とても声の大きな肝っ玉かあちゃん!のような利用者がいらっしゃった。

病気の後遺症で声の大きさのコントロールが難しいのが特徴だった。

たしかに…

ぼくが聞いても耳に障るというか?癇に障るというか…?

そんな声ではあった。

しかも

声を出しても

話をするというよりも叫んでいるという状態になるため

さくらんぼのような小さな空間で不快感を感じるようになるのに

それほど時間はかからなかった。

一人の利用者が

このまま一緒の時間を過ごしていたら

血圧が上がってしんどくなる…といって

さくらんぼの利用を中止された。

さくらんぼを開業した当時からの利用者で

寂しい気持ちでイッパイだったのだが

仕方なかった。

そのことをきっかけに

肝っ玉かあちゃんにも少し声のボリュームを

落とすようにお願いした。

1日の生活の中でメリハリをつけ

食後などの比較的のんびりしたい時間には

声のトーンを落としてもらい

レクの時などには好きなだけ声を出してもらうようにお願いした。

最初は難しかったのだが

利用を重ねるごとに理解をしてくれたようで

コントロールしてくださるようになった。

これには申し訳ない気持ちと同時に

心から“ありがとう”という気持ちで接することができた。

しかしながら…

次から次へとこの声が原因となって

認知症の方が情緒が不安定になって

暴力等の症状が出てしまったり

さくらんぼの中に落ち着きのない状態が続いていた。

結局

4名の方が利用を中止することになった。

大きな声を出すのもリハビリの一環であるし

そのことを原因として断るつもりはなかった。

ただ

その声で利用を中止する方が4名になった時は

さすがにケアマネさんに話をし

次に利用を中止する方が出た場合は

その方にも利用を中止とさせてもらうことにした。

その雰囲気を感じてしまったんだろう。

ケアマネさんにそんな話をしてほどなく

その方は突然

自ら利用を中止すると言ってきた。

残念なお別れとなってしまった…

利用者同士の好き嫌いはある。

この場合

嫌い!を主張する利用者が

どうするかを決めれば良い

というのがぼくのスタンスである。

どんな利用者であっても

ぼくが受け入れると決めた利用者である。

最期のその日まで

利用者の介護をさせていただきたいというのが

さくらんぼの介護のスタンスである。

だからこそ…悩みはつきない。

嫌!と言って

さくらんぼを中止する方も

ぼくが最期まで介護をさせていただきたいと思い

利用を開始させてもらった利用者である。

どちらも大事な利用者である。

だから…本当に難しい…

そんな悩みを抱えている時に

あのヒトが嫌いだ!とわがままを言っている利用者がいた。

他の利用者のことで

直してほしいことや気になることは

遠慮なくスタッフに相談してくれれば良い。

聞いたうえで

お互いに気を付けることがあれば

それを伝えるようにする。

そうすることで

お互いが一緒にさくらんぼで過ごせるようにしたいんだ…

そんな話をしたこともあった。

利用者同士の好き嫌いで

利用者が一気に5人も少なくなるという経験をさせてもらった。

スタッフの気配りや気遣いでしか

利用者同士の好き嫌いは克服できないでしょうね。

スタッフにとっては大変な仕事になりますが…

今まで

できていると思っていた

スタッフの気配りや気遣いが

全く足りていなかったことを

教えてもらった出来事だった。

一覧へ戻る

CONTACT まずはお気軽に
ご相談ください

0745-34-0138 [受付時間] 平日 10:00-16:00

お問い合わせ