2022.01.06
(拝啓、アスペルガー先生)
16名の発達障害の子どもたちと
その子どもたちを支えている家族への
奥田先生の支援記録
誰かが誰かを支援するとはどういうことなのか?
そのことを教えてくれる本
支援記録という形で事実を記した本なので
現場での格闘の様子や
お子さんやご家族の変わっていく様子が
目の前で起きているように感じられ
あっという間に読み終えることができました
同時に
高齢者の現場でも活かせることが
たくさんあることを痛感しました
1つは記録の書き方
奥田先生のように書けるようになれとは言わないまでも
読んで心動かされる記録は介護現場で大切なこと
ご利用者にとっては「生きた証」ですからね
もう1つは1人1人のお子さんやご家族に合った支援があるということ
この本に登場するお子さんは
アスペルガー症候群
自閉症スペクトラム
LD(学習障害)
ADHD(注意欠陥多動性障害)
という疾病を抱えているものの
奥田先生は「その子どもに合った適切な教育を施せば、子どもたちは才能を発揮する」という信念のもと支援している。
高齢者の介護も全く同じだなぁ〜
でも実際の介護の現場は「逆」になっているよなぁ〜
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