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【目線を合わせる】

利用者と接する時に、利用者と目線を合わせることは大切なこと。

例えば、東京ディズニーランドのようなサービス業では当たり前のことで、

子どもと接するときには膝をついて、子どもに目線を合わせている。

あるデイサービスを訪れた時、ちょうど昼食の時間だったのだが、

お年寄りが食事をしているテーブルの周りをスタッフが立って見守っていた。

数名のスタッフが食事介助をしていたが、やはりスタッフの目線の方が高かった。

まるで刑務所の中で、刑務官が犯罪者を見張っているかのように・・・。

そんな印象を受けた(あくまでも、TVでみたことがあるだけですよ<汗>)。

立って話をしたり、見守ったりするというのは、今の流行りの言葉でいえば“上から目線”ということになるだろうか。

要するに、相手より自分の立場が上にあるということの意思表示である。

つまり、立って仕事をしている本人たちは無意識なのだろうけど、

「私たちがしてあげなきゃ、あんたたちは何もできないでしょ。」

「あんたら年寄りと私を一緒にしないで、あんたらほど落ちぶれちゃいないよ。」

「何でボケたばあさんに、丁寧な言葉で話さなきゃいけないの、やってられない。」

ってことを心の奥底では思っているってことを自覚してほしい。

そんな介護職に限って、「利用者からの“ありがとう”の言葉で、この仕事が好きになりました。」なんて言っているんだから・・・。

心は態度に現れるんです。

でも、心を磨くのって、簡単なことじゃない。

だから、態度から変えるんです。

心の中はどうだって構わない(とまで言うと言いすぎですが、人間そんなものかも知れません、ね)。

相手から直接見える態度をまずは変えるんです。

お年寄りと話す時は、お年寄りの目線より低く姿勢を保とう、と。

で、背中を丸めたって仕方ないから、スタッフが座る椅子はお年寄りが座る椅子よりも足の長さを短くする。

そうすることで、自然とお年寄りの目線に合わせることができるようになる。

目線を合わせてお年寄りと接すると、今まで見えていないモノが見えてくるのです。

今まで聞こえなかった声が聞こえてくるのです。

そうすることで、お年寄りとの距離感が変わってくる。

そんな距離感の中でお年寄りと接し続けていくうちに・・・お年寄りに向き合う“心”が変わってくる。

変わり始めた“心”に自分が気付き、先輩や同僚が気付き、上司が気付くことで次のステージを示してあげる。

介護のキャリアアップにもつながるし、自分の心のステージも高くなるんです。

案外逆のことを言っている人が多いのですが、

やっぱり、心が変われば行動が変わるのではなく、行動を変えることで心も変わるのである。

目線を合わせること、そのためにスタッフの座る椅子に工夫をすることで、介護の心も養われる。

そんな効果も生まれてくる。

そのことを信じて、ぼくは介護と向き合っていきたいと考えています。

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